社員の給料が払えない

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運転資金の借入

給料遅配は避けるべき理由

従業員 給料が払えない
 何らかの理由によって会社の資金繰りが厳しくなった時、実に様々な問題が経営者を襲います。
 仕入れのためのお金を確保できない、金融機関への借り入れの返済が遅れてしまう、取引先への支払いができない、経営者自身の生活も非常に厳しい、社員に給料を払えないなどなど。

 

 どれも大変な問題ですが、この中でも社員への給料遅配は非常にまずい状態です。
 不配は論外として、なぜ給料の遅配が命取りになるのでしょうか。それは、社員にも生活があるからです。

 

 社員はその月に入る給料をあてにしているのが普通です。給料をもらったら、携帯代を払って、家賃と光熱費を払って、ローンを支払って、子どもたちにご飯を食べさせて・・・と、給料が入ることを前提として予定を立てています。
 もし、給料の遅配によって給料の支払いが1ヶ月遅れるとどうなるでしょうか。各種支払いが出来なくなります。
 もしお金を借りて返済期日がある社員ならば、給料がもらえないことによって延滞してしまい、信用情報に傷がつくかもしれません。
 子どもと奥さんがいる社員ならば、子どもを植えさせることになるかも知れません。ほかにも不都合を挙げればきりがありません。

 

 経営者は資金繰りができない会社の危機と考えているかもしれませんが、実は社員にとってはそれ以上の危機と考えることもできるのです。
 特に家族のいる社員は、家族を食べさせるために会社を辞める可能性も十分にあります。
 社員が次々に辞めていけば、どこからか資金を調達したとしても会社が回らず、またもや危機的状況におかれます。
 だからこそ、給料遅配・不配は絶対に避けるべきなのです。

 

事業者ローンを利用しよう

給料の支払い お金を借りる
 ならば、急いでお金を作らなければなりません。まず、売掛金があるならば取引先に催促して支払いをしてもらいましょう。
 しかし、売掛金がなかったり、回収しても足りない場合には、どこかからお金を借り入れるほかありません。
 借入先に銀行を選びたいところですが、なにしろすぐにお金が必要な状態ですから、銀行の利用は難しいでしょう。
 なぜならば、銀行の融資は審査が厳しいだけではなく、融資までに1ヶ月以上の時間を要することも多いからです。

 

 そこで、ノンバンクの事業者ローンを利用するのがオススメです。
 条件が整えば、即日融資も可能です。金利が18%かかることもあり、銀行に比べればかなりの高金利になります。
 しかし、社員への給料遅配を避けるためならば、それもやむを得ないことでしょう。