仕入れ代金が払えない。

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運転資金の借入

仕入れ代金が払えない!

 キャッシュフローが回らなくなると、事業者にとって数々の不都合が出てきます。
 中でも大きな問題の一つに、仕入れ代金が払えなくなるという事があります。
 これは私も経験したことがあります。私は中国から自動車部品を輸入して国内で販売する事業を行っているのですが、最初は上手くいっていたものの、このような状況におかれました。

 

 ある時、取引先の陳さんから、お勧めの製品としてある自動車部品を紹介されました。
 売れること請け合いということでしたから、仕入れのために確保していたお金をすべてその部品に注ぎ込み、一気に売って利益を得て、事業を拡大しようとしていたのです。

 

 折しも当社は自動車部品と異なるジャンルの品物も輸入して販売したいと思っていたタイミングだったので、欲をかいてしまったのです。
 さて、仕入れたのはいいのですが、思う様に売れていきませんでした。
 プールしていたお金があったのでテナント代などは払うことができ、少しの期間耐えることができたのですが、商品があまりにも売れないため困った状態になりました。
 いつもの売れる商品を仕入れて挽回したいと思っても、仕入れ代金がないのでどうしようもありません。

 

事業者ローンで起死回生

 どうしたものかと考え抜いた結果、もはや事業者ローンで借り入れる以外に方法が見つかりませんでした。
 ノンバンクの事業者ローンです。

 

 銀行ならば金利は安いものの審査が厳しいため、経営状態もあまりよくないので借りられるとは思えませんでした。
 それに、銀行は審査機関が1ヶ月以上かかることもありますから、審査に通る可能性が低いものを長く待つこともできませんでした。

 

 しかし、ノンバンクの事業者ローンならば可能性がありました。
 審査は早く、最短即日で借りることができます。
 金利は18%と高いですが、それでも借りる価値があります。

 

 私はすぐに申込み、数日のうちに100万円を作ることに成功しました。
 この100万円で利益率の高い商品をしこたま仕入れ、乾坤一擲勝負をかけました。
 失敗したら覚悟を決めなければならない状態ではありましたが、仕入れた商品はうまく売れていき、すぐに200万円を作ることができました。
 100万円は返済に充てて一括返済してしまい、残った100万円でさらに事業を拡大しました。

 

 元に仕入れたものも時間差で順調に売れていき、事業は完全に立て直すことができました。
 この経験から断言できます。
 本当に困った時、事業者ローンを利用することで立て直しができる場合は確実にあります。