ノマドワーカー 事業資金の融資

※当サイトには広告が含まれます。

運転資金の借入

無担保・保証人不要のローンなら問題なし

ノマドワーカー ビジネスローン
 近年、話題を呼んでいる「ノマドワーカー」という言葉。
 これは、「窓がない場所で働いている人」、つまり会社勤めではない人を指している言葉です。

 

 窓がない。NO MADOでノマド、ということだそうで、いわゆる個人事業主や自営業で店舗やオフィスを持っていない人たちです。
 言葉だけ聞くと特殊な人たちのように思えますが、他の自営業の方々とそう変わりはありません。

 

 店舗やオフィスを持っていないということで、事業資金の融資に影響があるのでは?と考えられる人も多いようですが、実はそうでもありません。
 最近では、担保なし・保証人なしで事業融資を受けられるシステムが充実しています。

 

 消費者金融のビジネスローンがいい例でしょう。
 消費者金融は基本的に年収の3分の1までしか借り入れすることができません。しかし、自営業者が事業のために借りるお金の場合、この限りではありません。

 

 ビジネスローンは、そのお金の用途を事業に限定する代わりに、総量規制以上のお金を融資してくれます。

 

ビジネスローンは継続年数さえあれば気軽に借りられる

ノマドワーカー お金を借りる
 ビジネスローンで問題とされる点は、担保や保証人の有無ではなく、継続年数とこれまでの収入です。

 

 個人でお金を借りる場合、収入証明書を提出します。
 どれだけお金を稼いでいるのか、返済能力があるのかを確認するためです。

 

 それと同じように、ノマドワーカーがビジネスローンを申し込む場合、これまでの確定申告書が必要になってきます。
 会社によって変わりますが、大体2年分の確定申告書が必要になる場合がほとんどです。

 

 なので、「ノマドになってすぐ」の人は、ビジネスローンはできないと考えておいた方がいいでしょう。
 どうしてもお金を借りる必要がある場合、事業資金としてではなく、通常の借り入れとしてお金を借りるしかありません。

 

 そうなると年収の3分の1までしかお金を借りることができないので、どうしても借り入れ額が小さくなってしまいますが、しばらくそれで凌ぐしかありません。
 日本政策金融公庫で借りるという手段もありますが、その場合、担保や保証人が必要となってきます。

 

 特に初回の借り入れでは、保証人は2人必要になると言われています。
 最初の2年は貯金や個人向けの借り入れで凌いで、それからビジネスローンに頼るのが、何のしがらみもなく、ノマドである自由感を失わずにいられるのではないでしょうか。