事業用に使える低金利の融資

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運転資金の借入

銀行は低金利。でも融資スピードが遅い

銀行からの融資 デメリット
 事業主にとって事業資金は命。でも自己資金だけで商売を始める人は少数。
 ほとんどの人はまず「どこからお金を借りるか」を考えるところから始まります。

 

 当たり前のことですが、お金を借りる人は皆、『低金利』で借りたいと思っています。
 借りたお金は必ず返済しなくてはいけませんが、少しでも余分に払いたくないというのが本音でしょう。

 

 なので、今日中に借りれないと、取引中止になる!くらい急いでいる人を除いて、融資先の探し方として多くの人は「融資が受けやすいか否か」ではなく「金利が安いか高いか」といったポイントを重視するでしょう。

 

 ただ、問題となるのは「民間の会社は事業を初めてすぐの相手にはお金を貸してくれない」という点です。

 

 個人でお金を借りる場合に収入証明書が必要なのと同じように、個人事業主、自営業の人の場合はこれまでの確定申告書類の提出が求められます。法人の場合は決算書になりますね。

 

 それがなければ、懸命に低金利の銀行や消費者金融を探しても、お金を貸してくれることはありません。

 

 なので、月次なことを言えば、ベストの借入先は『日本政策金融公庫』です。
 借入額にもよりますが、年利2%以下で借りることができます。

 

 通常、融資実績がある銀行でも2%〜3%の利率です。
 そこへいくと、事業計画書と財務状況だけで、付き合いがない状態で、2%以下で借りれるのは破格の待遇といえますね。

 

借りたお金を返して信用を積み上げることの重要性

返済 信用
 しかし、政策金融公庫も、デメリットがないわけではありません。
 初回の融資は希望額の満額を借りられないことが多いようです。
 その一つとして、初回の借り入れは信用がまだ薄いため、なかなか希望額満額の融資は難しいようです。

 

 借りたお金をきちんと毎月返していくことが信用を積み重ねていくことになり、次にお金を借りる時はある程度融通が利くようになると言われています。
 なので、借りられるだけ借りておくことは、後にお金が必要になった時にも役立ってくれるでしょう。

 

 足りなかった分は、消費者金融から借り入れして凌ぐのが手っ取り早い方法です。
 起業してすぐの場合は、個人向けのカードローンで何とか凌ぐしかないでしょう。

 

 日本政策金融公庫は融資の契約をしてから実際の貸し出しまでとても時間がかかるといわれています。1ヶ月待ったという人もいるようです。
 その点、消費者金融の融資は即日借り入れができますので、すぐにお金が必要という人にとって便利に使えます。

 

 消費者金融でも、借りたお金を返済していくことによって信用が詰みあがっていきます。
 将来的にビジネスローンを利用することを考えている人は、少額でもお金を借りて返済を細く長く続けていると、将来融資を受けやすくなるのではないでしょうか。